大関作新館賞表彰式に実行委員として出席させていただきました。
昨年から立ち上げた大関作新館賞の、第二回目表彰式に参加しました。栃木県旧黒羽町(現大田原市)に江戸時代に栄えた黒羽藩の藩校「作新館」と、藩主の大関家の偉業を記念して、県内の芸術科学文化の発展に顕著に寄与した方々を顕彰する目的で設けられた賞です。
今年は箏曲演奏で指導者の福田文子様と、作新学院本教諭で県考古学会長だった塙静夫様が受賞されました。塙先生は埋蔵文化財発掘調査のエキスパートでもあり、多くの市町村の歴史編纂にも携わっています。
黒羽藩は開明的な統治と教育を行い、第15代藩主の大関増裕は江戸幕府の初代海軍奉行に任ぜられました。その増裕が藩校「作新館」を開学しましたが、名付け親は海軍の部下だった勝海舟と言われています。現在の作新学院はその名前をいただいて、作新館の教育を受け継いでいます。
目次